こんにちは、トイアンナです。
今回のご相談はなんと社長から!の罵倒を3年耐えてきたものの、社長に拒否反応が出始めて業務へ支障をきたしてしまった・・・・・・とお悩みのXYZさんからいただいたご相談に、ポジティブになれる応援を全方位からお届けできればと思います。

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パワハラ上司はどういった職場にも一定数いらっしゃいますが、社長が加害者だと逃げ場がなくてさぞお辛かったことでしょう。
今回はパワハラ被害にあってしまった方が自分を守るためにできる3つのアドバイスができればうれしいです。

アドバイス1 毎日自分を「よく頑張った!」と声に出して褒めてください
ご相談者の場合は労災申請ですら罵倒されたにも関わらず3年間も耐えられたとのこと、まずは「よく頑張りましたね」という一言をお伝えできればと思います。同じように上司からパワハラを受けていらっしゃる方も、まずは毎日の自分に「よく頑張ったね」と話しかけるクセをつけてあげてください。

毎日傷つけられるとわかっている場所へ足を向けるのは、とても勇気がいることです。会社の入り口を超えたら、いすに座れたら、業務に取り掛かったらそのつど「よく頑張った!」と褒めて、褒めまくる。そういった職場では周囲の人もかばいづらくなって孤立してしまうもの。自分で自分を応援してあげることで、何よりも大事なあなたの心を守ることができます。 

アドバイス2 録音しよう
心が守れたら、次は証拠を保存しておきましょう。XYZさんはすでに転職活動を検討していらっしゃいますが、その際に「パワハラにあって」と言っても信じてもらえないかもしれないときに証拠として出すことができます。 
また、今はそういうつもりがなくても数年後に「労働基準局へ訴えてやる!」と怒るパワーが沸いてくるかもしれません。録音した証拠を何かに使わなかったとしても「私が録音したデータがある限り、危ういのはアンタの方よ、ふっふっふ」と心の余裕を持つことができます。心も、転職先も、そして法律からもあなたを守るバリケードを作るために証拠を取りましょう。 

アドバイス3 「いやだわ私欝かもしれない」作戦
XYZさんも占いで書いていらっしゃいましたが、転職の話をパワハラ上司にすると、それはもう怖い目にあうのではないかと何も言う前から心がヒリヒリするものです。でも辞めるときに、転職先って言う必要ないんですよね。
そもそも退職届を会社は拒否することもできませんし、理由を言う義務もありません。面倒になったら「欝かもしれない」と言葉を濁しておくといいかもしれません。欝になりました!と言い切ってしまうと診断書が必要になるので「欝っぽくて」「いやだわ私ったら欝かもしれなくってよ」作戦でいきましょう。ただ、本当に憂鬱になってきたら精神科から診断書を手に入れて、堂々と退職していいんです。

パワハラを受ける日々に慣れてしまうと、自分を守る力が弱くなってきます。眠れなくなったり、ご飯が食べられなくなったらすぐに専門家へ相談してくださいね。早くその職場からXYZさんが逃げられることを、心よりお祈りしています。 


トイアンナとは?
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人気コラムニスト, ライター。ブログ『外資系OLのぐだぐだ』をはじめ、 人の生きざまを分析する文章でファンを獲得し月間50万PVを記録。
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