がんばってきたあなたへ贈るトイアンナの「生きづらさ」診療所 6

こんにちは、トイアンナです。今までに恋愛・キャリア相談を数百人から承ってきた中で、こんな相談がありました。

「結婚したいんですけど、なかなかいい人がいなくって……。この前結婚相談所でいい人に出会えたんですけど、ちょっと学歴が引っかかるんですよね。私は学習院女子大なので、釣り合う人は早慶以上かなと思ってるんですけど、その彼は○○大なんです」 


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その他の男性の話を聞いていても、必ず出てくるのが「学歴」。なぜそこまで学歴にこだわるか質問してみると、大卒ならいいや……と条件を下げようとしたら、相談者のお母様が「あなたはいいところのお嬢さんなんだから、そんなに条件を下げないで」と言ってくるのだそうです。

それだけなら「親なんてほっといて気になる人と付き合っちゃいなよ」と応援するところですが、長年学歴至上主義を叩きこまれた彼女もまた、出会ってすぐに「大学はどちらですか?」と質問してしまうように。知らず知らずのうち、親の価値観が内面化されてしまったようなのです。

悪意なき親の発言も、害になることはある
 
こんな風に、自分の価値観だと思っていたものが実は親から引き継いだものだった……ということは婚活や転職といった「人生の岐路を自分で選ぶとき」に判明します。転職先の候補はあるけど大企業じゃなきゃ正社員になっても意味がない、気になる候補はいても結婚相手は年収○○○万円以上じゃなくっちゃ……と無意識に選択肢を足切りしているときこそ、誰かから刷り込まれた条件で動いてしまっているのかも

といっても、親御さんが悪いわけではありません。こういった刷り込みはあなたを心配して発言していることがほとんどです。そしで善意からくる刷り込みだからこそ、やっかいなのです。もし親が「お前なんか結婚できない女にしてやるー! 三高男子しか結婚禁止!」なんて言っているなら反発するだけで済みますが、親もよかれと思ってあなたを支援しているからこそ、拒絶しづらい

自分を優先すると誓おう
 
特に自分が小さいころ「○○がすごく好き!」などと親へ話しかけたら、親から○○を否定されて、まるで自分も否定されたようで寂しかった……といった記憶はありませんか。幼少期は親の価値観を自分へ取り込んでしまいがちですから、親に否定されたものは自分も嫌いにならなくちゃとジレンマを抱きます。

しかし結婚もキャリアも親は責任を取ることができません。もしあなたがここに当てはまるなら「親と自分の意見がバッティングしたら、まずは自分を優先する」癖をつけてみましょう。最初はご飯のメニューや帰宅時間といったささいなことからで大丈夫です。自分で判断するクセをつけて、ジレンマから抜け出しましょう!


トイアンナとは?
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人気コラムニスト, ライター。ブログ『外資系OLのぐだぐだ』をはじめ、 人の生きざまを分析する文章でファンを獲得し月間50万PVを記録。
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