春は新たな出発の季節です。社会人として一歩を踏み出す人も多いことでしょう。18歳でも22歳でも、“就職する”人たちは、年齢に関係なく一斉に社会人として同じスタートラインに立ちます。学生のときのアルバイトとは、責任の重さも違ってきます。できたら、どういう社会人になりたいのか、社会に出て何をやりたいのか、目的意識をしっかり持ちましょう。

中には望んだ仕事じゃないけど、仕方なく就職を決めたという人もいると思います。でも嫌々、仕事していてはつらいばかりで楽しみを見い出せず結局、やめてしまうことも……。
そうならないためにも、自分の未来へのイメージを描きましょう。例えば10年後には結婚、20年後にマイホーム、１００万円貯まったら短期留学する、など。大まかな計画を立てれば夢もどんどん広がっていくはずですよ。

それから一番重要なのが、親との距離感。社会へ出てもなお、親のスネをかじる人もいるようですね。社会に出ても実家に住んでいる人なら、５０００円でも１万円でもいいので家にお金を入れ、親への“感謝の気持ち”を表してほしい。そして、学生時代のように「気分が悪いから休みます」というように、簡単に会社を休むことはできません。健康管理もしっかりしてください。大人の自覚が必要です。信念や感謝の心を持って、世間へひとり立ちしていきましょう。

　社会に出たら、自分が悪くなくても謝らなければいけない場面に直面するかもしれません。プライベートまで仲よくする必要はないのですから、場合によってはグッと我慢して世渡り上手になってください。やっぱりうまくいかない人って、世渡りが下手なんですよね。理不尽に怒られたとしても、頭を下げたほうがうまくいくこともあると、知ってください。
反発したくなったら、深呼吸をして心を落ち着けるようにしてみましょう。ちゃんと見てくれている人は見守って応援してくれていますよ。

また、物に頼りすぎてはいけないけれど、不安だったらお守りとしてお塩を持ち歩くことをオススメします。
社会に出たらいろいろなタイプの人と出会うはず。

必ずしもいい人ばかりではありません。嫉妬したり、嫌味を言ってくる人もいます。そのときにお塩を舐(な)めたり、自分にかけてお清めしてみてください。
水晶も悪いことをはねのける力があるので、ブレスレットなどで身につけるのもいいですよ。人間関係をよくしたい人は、ブルーレースの石を持つのもいいと思います。

読者のみなさんには、お子さんが社会人になるという方もいらっしゃるでしょう。親御さんも子どもの門出を祝いつつ、これからは大人として接するように。まずは子どもを独り立ちさせ、家から出すことです。

社会人になる時期は親離れ、子離れのベストタイミング。愛情さえあれば、心の距離が離れることはないのですから。

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