がんばってきたあなたへ贈るトイアンナの「生きづらさ」診療所 143

著/トイアンナ

こんにちは、トイアンナです。
かつて「キープ君」という言葉が流行りました。
女性が付き合うほどでもないけれど、嫌いでもない男性へ「本命の予備」として思わせぶりな態度を取りながら都合よくデートにつき合わせ、ちやほやさせて満足する間柄のことです。

それがまかり通ったのもひどい話ですが、当時は「異性をキープするのは女性だけ」と思われていました。
男性は体目当てだから、「自分をちやほやさせる」ためだけに女性を囲ったりしないと信じられてきたのです。

しかし、それはまやかしです。
男性だって、ちやほやされたいし、そのために女性をキープします。

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男性の「キープちゃん」になったら、数年はドブに捨てられる

女性のキープ君になった男性が当時犠牲となったように、男性の「キープちゃん」になった女性もいばらの道を進みます。

彼の都合がよいタイミングに呼び出され、デートする。
「俺のこと悪くないって思うでしょ?」「〇〇ちゃんの本命になれる奴は幸せだよな」などと甘い言葉をくれるからときめくけれど、結婚など将来はにおわせない。

「私たち、付き合ってるのかな?」と質問したら、LINEがいきなり音信不通。
数か月後、話題を忘れたかのようにまたデートのお誘いがくる。もちろん、あなたは行くでしょう。

そんなことを繰り返すうちに、あれよあれよと3年経過。
そしてある日突然「俺、こんど結婚するわ」と言われて捨てられます。
え? え? 彼女いたの? 私は何で選ばれなかったの? 私、なにか悪いことした?

困惑するあなたを気にもせず、彼は幸せになります。

「付き合おう」「将来結婚しよう」と行動する彼を見つけて

女性をキープする彼は、あなたのことをこう思っています。
「え? 初めから俺と将来なんて求めてなかったでしょ? むしろデートでドキドキできて幸せだったでしょ?」と。

そうなってから「そんなことない、私は結婚したかった!」といっても手遅れです。
もし思い当たるフシがあるなら、いますぐ彼へこう言ってください。

「私、あなたと結婚したい。だからまずは、〇〇をして」と。
ひどい男性は「うん、付き合おう。結婚もしよう」と言いながらあなたをキープすることもあります。
言葉で結婚したいというだけの彼では不十分です。行動してくれる彼を見つけましょう。

そして最後に、キープしようとする人が悪いのです。
あなたは悪くありません。たとえどんな結末でも、自分を責めないでください。
あなたは、本命に選ばれる価値のある人です。

トイアンナとは?
人気コラムニスト, ライター。ブログ『トイアンナのぐだぐだ』をはじめ、人の生きざまを分析する文章でファンを獲得し月間50万PVを記録。
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