第25回 ぱぷりこの勝手に応援所
こんにちは、ぱぷりこです。今回応援するのは、20代女性ごまさんによる復縁のご相談です。
2年付き合った彼と去年の9月に私から別れました。原因は付き合い始めに彼の浮気が発覚し、その後も付き合ったものの私が信用しきれず疑う私も疑われる彼もこのままでは辛いと思い別れました…
2年付き合った彼と去年の9月に私から別れました。原因は付き合い始めに彼の浮気が発覚し、その後も付き合ったものの私が信用しきれず疑う私も疑われる彼もこのままでは辛いと思い別れました…
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こんにちは、ぱぷりこです。今回応援するのは、20代女性ごまさんによる復縁のご相談です。
・元彼と復縁したい。
・2年付き合った彼と別れた。原因は彼の浮気。
・付き合いを続行することに決めたものの、信用しきれず、疑う自分も疑われる彼もこのままではつらいと感じた。
・よりを戻す話になったが、彼に「また同じことの繰り返しになると思うから復縁できない」と言われた。
・その後もごはんに行き、最近彼から誘われて体の関係を持つ。
・また「よりを戻せない?」と言ったが、よりを戻そうとは思えないと言われる。
・曖昧な関係でいたくないからもう会わないと言った。
・やっぱり忘れられない。彼はもう自分をセフレにしか見えないのか?
・彼との復縁はできないのか?
2年付き合った彼と去年の9月に私から別れました。原因は付き合い始めに彼の浮気が発覚し、その後も付き合ったものの私が信用しきれず疑う私も疑われる彼もこのままでは辛いと思い別れました…
「セフレ×復縁」というなかなかハードルが高めのご相談です。「彼女じゃないけどセックスできる人=セフレ」フォルダに入ってしまったら、出ていくのは至難の業。出ていく戦略もないではないのですが、今回のご相談の場合「そもそも復縁しない方がいいのではないか」と思えます。理由は、信頼できない問題が解決していないから。ていうか、元彼の「また同じことの繰り返しになると思うから復縁できない」そのまんまのお話です。
執着と愛を混同していませんか?
まず、ごまさんは「相手を忘れられない」と言いますが、そりゃあ顔を合わせてセックスをしたら忘れるわけがありません。ましてや別れて半年もたっていなければ当然です。
人間は失ったものへ執着する生き物です。得る時より失う時に強いストレスを感じるから「自分は相手を失いたくない=とても好きで大事だということだ」と考えがち。本当に大事な場合もありますが、執着を愛と混同していることもあります。
もう着ない服を捨てる時ですら、私たちは「まだ使えるかもしれない」「高かったし」「また流行が来るかもしれないし」とストレスを感じます。長い間一緒にいた人と別れる時も大変なストレスを感じ、本当はもういらないし別れるべきなのに「取り戻したい」と思ってもしょうがない。
なので「本当に取り戻したいものなのか?執着しているだけでは?」ということをきちんと考える必要があります。
復縁しても「また浮気するかもしれない」
「取り戻す=復縁すべきなのかどうか」という判断は、「別れた原因となる問題を解決できているかどうか」にかかっています。もし問題がクリアされていなければ、復縁してもまた同じことの繰り返しだからです。
・ごまさん:信用しきれず別れた。でも彼とまた付き合いたい。曖昧な関係は嫌だ。
・元彼:信用されきれず別れた。ごまさんと付き合いたくない。理由は同じことの繰り返しになるから。
元彼の言い分はなかなかもっともだと感じました。別れた原因となる「相手を信用しきれず辛い」問題は解決されていないし、復縁することによって解決・改善する問題でもありません。
もしごまさんの望みどおりに復縁したとしても「また浮気するかもしれない」という疑念は残り続けます。元彼がいうとおり「同じことの繰り返し」になる可能性が高いでしょう。
「自分を傷つけるかもしれない」という不安は消えない
相手を信頼できるかどうかは、パートナーシップを築く上で最重要事項の1つです。もしいきなり「家を捨てて路上で生活しろ」と言われたら不安を覚えますよね。それは「安心できる場所がない、誰かが攻撃してくるかもしれない」という不安があるからです。逆に言えば、家は自分を守り、安心させてくれ、リラックスできる場所です。
パートナーも家と同じで、「自分を傷つけず、守り、安心していられる」という信頼が必要です。パートナーを信頼できない状態は「家の中に泥棒がいるよ」と言われているようなもので、安心しきれずに常に警戒していて精神をすり減らすでしょう。
いかに精神をすり減らしてつらいかは、すでにごまさんが経験していることだと思います。彼が「もう二度と浮気しない」とでも言わない限り、復縁したとしても同じこと。元彼はそれができないから「復縁できない」と言ったのではないでしょうか。
自分を傷つける存在からは距離を取れ
もしまだ迷うなら「相手と一緒にいて、自分は相手を信頼し、リラックスできるだろうか?」を考えてみることをオススメします。苦しい気持ちをし続けていると「苦しいのが恋愛」と思いがちですが、そんなことはありません。泥棒がいるかもしれない家で暮らしているのと同じ、地味に心を削られて毒に染まる状態だと考えてください。
もし「相手といると不信感に染まる」というなら、相手は自分を傷つける存在であるということ。そういう相手からは、勇気を持って距離を取りましょう。我慢して心に毒をためる必要はありません。自分を大事にするとは、こういう決意をすることなのだと思います。ぱぷりこでした。
2年付き合った彼と去年の9月に私から別れました。原因は付き合い始めに彼の浮気が発覚し、その後も付き合ったものの私が信用しきれず疑う私も疑われる彼もこのままでは辛いと思い別れました…
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ぱぷりこ


恋愛ブログ『妖怪男ウォッチ』の中の人。妖怪男女にやたら遭遇するアラサー撒き餌女子。女子会では「ぱぷりこは私の占い師☆」という評価を得ることが多い。
Twitter:@papupapuriko。
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