
こんにちは、ライター&コラムニストの古山エリーです。
この時季になると、冬物のコートと寝具の掛け布団をクリーニングに出します。数年前から利用しているのは、クリーニングに出してそのまま冬まで保管してもらえるサービス。自宅のクローゼットはそれほど広くないので、とても便利です。
洋服を一着買ったら一着手放すというルールを作っても、気づけば増えてしまっている……クローゼットの整理ついでにプチ断捨離もしました。
片づけをしていると「ああ、この洋服は当時つき合っていた彼とのデートで着た服だったなぁ」とか、懐かしい出来事を思い出したりして、彼は今どうしているんだろう? SNSを検索してしまうこともあります。
fata先生に占ってもらいました。
先生の占術は、西洋占星術、タロット、オラクルカード。プロフィール写真に一目惚れして、紹介文「心の中をきれいに浄化することで良い運気が巡ってきます」という言葉にも惹かれて、ずっと占ってほしかった先生のひとりです。
昔の彼に連絡してみたくなったのですが、連絡してみてもいいのでしょうか? という質問から本日の占いスタートです。
別れても友だちとして連絡を取り合う人もいますが、私の場合、別れた時に連絡先は消去してきました。
今回、占ってもらう元彼の連絡先も消してしまっているのですが、少し前にSNSの“知り合いかも”の欄に出てきて……。気にしないようにしていたものの、クローゼットの整理をして、思い出の洋服が出てきて、感傷的になってしまったというわけです。
そんな私へのアドバイスは──


感傷的になって、勢いで連絡しなくてよかった!
終わった恋の相手ともう一度なんてないと分かっていても(ある場合もありますが)、新しい恋に巡り逢えずにいたりすると、このまま一人かも……と不安になったりすると、つい過去の恋に逃げてしまうことがあります。そういう時は、今回のように占いにアドバイスを求めてもいい。頼る場所があると心強いものです。
せっかくなので、その元彼との思い出をこの先も“いい想い出”として残すため、こんな質問をしてみました。
彼との出会いと別れは、私にとってどんな意味があったのでしょうか?
その答えは──


刺激、成長、ライバル、その通りです。
彼は芸術系の仕事をしている人で、彼の才能に惹かれていました。自分とは違う感性や面白い物の見方をする人だったので、一緒にいることで、今まで知らなかった世界を知ることができた。とても刺激的な日々でした。
ただ、自分に自信がなくて、彼に嫌われたくなくて、いつも彼のスケジュールに合わせていたんです。だから待つことの多い恋、振り回されることの多い恋でもありました。
その待ち時間を自分なりに有意義に過ごせたらよかったのですが、恋がすべてだった二十代は、待っている間にあれこれ妄想して、勝手にストーリーを作って、悪い方へ悪い方へと考えて、それを彼にぶつけてしまっていた。未熟でした。でも、怒ったり、嫉妬したり、悲しんだり……いろいろな感情を経験させてもらった。いい想い出です。
そして──

と先生に占ってもらったことで、このままいい想い出にしておこうと思いました。
また、「彼は前に進んでいるようですね。」という先生の言葉を受けて、私も前に進みたい! と思ったわけです。
私の課題は、出会いがあっても恋愛に発展しないこと。そんな悩みをfata先生に伝えると──
「では、エリーさんの深層心理をみてみますね」
自分では意識していない心理とはどんなものなのか、占ってもらっているわずか1〜2分の間、何ともいえないドキドキ感、ワクワク感がありました。
そして、分かった今の私の深層心理は──

ちょっと意外でした。
というのは、年齢的に出産を考えるならあと1〜2年が限界なので、好きな人と結婚して、その人との子供を産んで育ててという結婚は、諦めざるをえないと思っていたんです。でも、心の奥底ではまだ望んでいたんですね。
「結婚したい」とか「幸せな家庭を持ちたい」とか、以前は当たり前に口にしていたことも、年齢と共に言えなくなっていて。そういう願望を口にすることに疲れてしまっていたのかもしれません。どうせ言ったところで……と卑屈になってしまっていた。
fata先生が言うには、それが「相手を選びにくくしている」原因なのだそうです。

私のその考えが、出会いや恋愛をややこしくしていたなんて! 気づけてよかった。どうせ……なんて思わずに、素直に自分の気持ちを受け止めて、思ったことを口にします!
結婚したいー!
幸せな家庭を持ちたいー!
恋愛がうまくいかなかったり、片想いが続いたり、失恋からなかなか立ち直れなかったりすると、この先、好きな人なんて現れないのかもしれない、自分には幸せな結婚なんて無理なのかもしれない、と思ってしまうことだってあります。でも、時間が流れて、また恋をしたくなる、また迷うこともある。
恋愛で迷ったときは、いつも友人に相談してきましたが、社会人になって、仕事に追われる日々のなかでは、いつでも友人に相談できるとは限らない……。遠慮しているわけでも、友情が薄れたわけでもなく、恋愛のことだけを考えていた頃と今とでは置かれた状況が違う。心細くなることだってあります。
そんなときや、背中を押してほしいときには、今回のように占いを頼る。それもひとつだと思うんです。だって占い師の先生たちは、毎日、何十人もの人生の相談を受けているエキスパートなんですから。
最後にfata先生からもらった今後の恋愛のヒントは──

ドキドキよりも懐かしさ、懐かしい感覚が出会いのヒントだそうです。
これを頭の隅にしっかりと置いておこうと思います。
fata先生、ありがとうございました!
★古山エリー前回までの記事はこちら!
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古山エリー/Elie Furuyama
ライター&コラムニスト
四十路の独女です。都内でお一人様ライフをほそぼそと、でも楽しくやってます。ウェブサイトcinemacafeで「独女のたわごと」連載中。この連載に合わせたブログ「古山エリーのぷち“たわごと”」では日々のつれづれを“たわごと”として綴っています。
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