こんにちは。ライター、コラムニストの古山エリーです。

桜が咲き始めましたね。みんなで集まってのお花見もいいですが、道端に咲く桜の木の下で1〜2分、小さなお花見をするのが好きです。でも、急いでいるとお花見なんてしていられないッとなってしまうので、桜が咲いている時季は、移動時間など少し余裕を持って行動するようにしています。

そして、毎年行きたいなぁと思いつつ実現できていない京都お花見ひとり旅を秘かに計画中です。早朝に桜の名所を貸切りでお花見ができる一泊二日のツアーを見つけまして。これだ！　と。恋愛もそんなふうに行動的になれるといいのですが、まだ出会いは訪れずにおります。

これまでは「この人、素敵だな」とか自分の直感を信じてきた → どうもそれじゃぁダメらしい、というのは占ってもらい分かりましたが、出会いの季節到来！　ですから、改めてどういうところで判断したらいいのかを確認しようと思い、このコラムで最初に占っていただいたハワイアンアロハタロットのみっき〜☆（美月春好）先生にお願いしました。

「二度目ですね！」と、覚えていてくださったのも嬉しいですし、一度占ってもらっていると、自分がどういうタイプなのかなど、説明が省けるのもいいですよね。

占いはいつも30分以内と決めているので、今回も時間を伝えて、聞きたいことを最初に聞きました！

まずは、相手のどんなところを見て判断したらいいのか──

ハワイアンアロハタロットは、カードの絵がきれいなところも気に入っています。先生によっては、こうしてカードの写真を送ってくれるので、まるで目の前で占ってもらっているような感じです。

↑この3枚のカードが意味するのは──

（左）信頼関係が築ける人かどうか

（中央）男として引っ張っていける度量があるかどうか（金銭面も含む）

（右）華やかな一面があるかどうか

という判断基準でした。何と言いますか、私けっこう欲張りですね（苦笑）。フリーで仕事をしていると、つい男っぽくなってしまいがちなのですが、本心は自分がリードするよりも相手に引っぱってもらいたいんだなぁと（隠れ乙女でした……）、たしかにそうなんです（笑）。また、前回や前々回の「自分から行動しなくていいですよ」というアドバイスにも繋がっていて、さらに納得です。

自然とタイミングは訪れるにしてもアンテナはしっかり張っておきたいので、春の恋愛運気も占ってもらいました！

上から順に、3月、4月、5月、一週間ごとにカードのアドバイスを示しているそうです。

ちなみに、最初のカードは「未来へ向かっていく知恵をつける週」だそうで、こうして先生に占ってもらうこと＝知恵をつけるということなのかも！　ただ残念なことに、恋愛に関してはあまりいい流れではないらしいのですが──

4月の3週目（2段目の左から3つ目のカード）は、食事の場で出会いがあったり、知っている人と関係が深まったりするかも！　というカード。5月の1週目と2週目は、仕事関係での出会いや一緒にいることで自分を高められる相手との出会いがあるかも！　というカードでした。

「運気がいい週は、できるだけアンテナを張り巡らせて行動されるといいと思います！」

「いつもはしないような行動をちょっとするだけで、人は変わって行くものですから」

はい！　四六時中、恋愛について考えているのは疲れてしまいますが、今週はあのカードの週だから、ちょっと会う人を気にかけてみよう、観察してみよう、ほんの少し意識することで見えてくるものがある、本当にその通りだと思います。ただ、分かっていてもつい忘れてしまいがち……なので、こうして占ってもらうことで、確認、確認！

もうひとつ、知りたいことがありました。ずっと気になっていたことなのですが、恋愛の妨げになっていることがあったら、出会いがあっても前に進めないんじゃないか……ということです。私自身の恋愛に対する考え方であるとか、自分の周囲から受けている影響とか、それを一度聞いてみたかったので、ずばり聞きました。

まず、先生の返しに感動〜！

 

この肯定的なところがみっき〜☆先生の素敵なところ。言葉選びも占いのひとつなのだなぁと、感心してしまいました。

出てきたカードは、この3枚です。

（左）男性やリーダーを意味するカードですが、逆位置なので、少し柔軟にというアドバイス

（中央）方向性を変換する意味を持つカード。これも逆なので、今までと違う方法や新しいことに挑戦してみたらどうですか、というアドバイス

（右）諦めやすくなっているので、もう少し根性を出して頑張る強さを持ちましょう、というアドバイスのカード

左と真ん中のアドバイスは、そうだなぁとすぐに飲み込めたのですが、右のカードの「諦めやすい」というのは、実は少し引っ掛かってしまったんです。仕事も恋愛も頑張っているつもりなのに、ちょっぴり厳しいなぁ……と。でも、思い当たることはないかと自分自身に問いかけてみると、そうでした、そうでした、ありました（苦笑）。

可能性のある人であっても、連絡がこないから……とか、仕事関係の人だから遠慮してしまった……とか、始まる前から諦めてしまっていた。恋愛だけでなく仕事に関しても、やってみたいけれど、あと一歩の勇気が出ずにずーっともやもやしていることがありました。頑張る強さが足りていなかった。気づきのカード、気づきの先生の言葉、だったんですね。

改めて思ったのは、占いは単に未来や相性を占ってもらうだけのものではなく、自分にとってそのカードが何を示しているのか──自分を見つめる時間、自分の気持ちに気づく時間なのだなぁということです。

そして、その“もやもや”を先生は感じ取ってくださって、最後に──

「環境を変えることが出会いにおいて吉か凶か占ってみますね」

すごく素敵な1枚が出ました！

はい！

みっき〜☆先生、今回もありがとうございました！

トーク占いの先生の数はどんどん増えていくので、毎回、どの先生に占ってもらおうか迷います。すごく迷います。自分が占ってもらおうと思った時間に鑑定可能な先生を選ぶのもひとつのご縁ですし、写真やプロフィールを見てピンッときた先生にお願いするのもひとつですし、今回のように以前占ってもらったのでもう一度というのもありますが、迷っているその時間も実は自分の気持ちと向きあう大事な時間なんですよね。

この春は、ワクワクな気持ちを大切に過ごしたいと思います。

★古山エリー前回までの記事はこちら

古山エリー／Elie Furuyama

ライター＆コラムニスト

四十路の独女です。都内でお一人様ライフをほそぼそと、でも楽しくやってます。ウェブサイトcinemacafeで「独女のたわごと」連載中。この連載に合わせたブログ「古山エリーのぷち“たわごと”」では日々のつれづれを“たわごと”として綴っています。