こんにちは。ライター、コラムニストの古山エリーです。
暦の二十四節気では雨水（うすい）の季節。降ってくる雪は雨へ、積もった雪は溶け始める、少しずつ春を感じる季節です。長らく冬が続いている我が身にも「春よー来いっ、来いっ！」と喝を入れ、出会いを信じて恋のアンテナをピーンと張っておりますが、待っているだけじゃやっぱりダメなのではないか……とも思うわけです。

私的統計上「この人素敵！」と、恋のアンテナが反応してきた男性は、ことごとく“ダメ男”でしたから、ここ数年は自分の直感を信じることができずにおりました。ところが先日、出張先へ向かう飛行機のなかで、ピンッときちゃった人がいたんです！　トキメキを感じちゃったんです！　席がお隣で、荷物の出し入れを手伝ってもらったりして、軽く挨拶した程度ですが、なんだがとても気になってしまって。しかも飛行機を降りた後も偶然ばったり！　これは運命？　声をかけるべき？　迷いながらも結局、行動には移せずでした。

過ぎたことをどうこう考えても仕方ないのですが、本当にその人とは縁がなかったのだろうか？　もしも声をかけていたら？　と、気になってしまい……そうだ！　こんなとき“も”占いを頼ってみよう！　 直感について聞いてみよう！　今回はAKANE先生にお願いしました。

AKANE先生の鑑定方法は、タロット、スピリチュアル・リーディング、オラクルカード。なかでも気になったのがスピリチュアル・リーディングです。

先生のプロフィールには──

“スピリチュアル・リーディングは、肉体の状態や感情、あなたの人間関係や精神状態などを読み取ることができ、あなたの日々の心配ごとが減り、楽しい毎日を過ごすことに繋がります”

とあったので、最初に「スピリチュアル・リーディングを希望です！」と伝え、占いスタートです。

いままでダメな男ばかりを選んできてしまったので、自分の直感に自信がありません。自分の直感を信じてもいいのでしょうか？　

“スピリチュアル・リーディング希望の方は、写真を用意してください”と書いてあったので、事前に準備しておいた写真を送りました。すると、私の性格や恋愛について、エリーさんは○○だから○○なんですねと、ズバリズバリ。あ、あたっていますぅー！

そして出張先でのトキメキについてざっくり伝えたのですが、私の運命の出会いはそういう出会い方ではないそうで──

そうじゃない、ということをはっきり言ってくれるのもAKANE先生のいいところ。しかも言われたことが、たとえ自分が思っていることと反対のことであっても、ぜんぜん嫌な感じじゃないんです。

「エリーさんには、エリーさんのタイミングがありますから、大丈夫ですよ！」

「エリーさん自身がびっくりするくらい気を使わず、自然体でいられるお相手だと思います」

先生の温かい言葉が心に染みます。私の場合は、自分から動くのではなく「自然な流れでことは運ぶ」そうなので、相手は誰なのかとか意識しなくていい。要は、タイミング待ち、焦るな、ということですね。

そして、どんな人なのか具体的なことまで出てきました！

・メガネをかけている人

・ほんわかした雰囲気の人

誰、誰、誰ー！！！

仕事関係やら知り合いやら、メガネの人を探してみると、その2つに当てはまる人で、かつ独身の人は何人かおりました。そのなかの誰かってこと？　それともこれから出会うってこと？　さっそく頭のなかでグルグル妄想が始まっていたところ、AKANE先生から──

「自分から焦ってたくさん行動するよりも、エリーさんはエリーさん自身に時間を使ってくださいね」

私の頭の中が丸見えなの？　というようなアドバイス！　さらに──

 

「興味のあることや趣味などに力を注ぐ」というのも、今の私が欲していた言葉でした。実は、やってみたいけれど、ちょっぴり不安で行動に移せず悶々としていることがあったのですが、AKANE先生いわく──

「エリーさんは自分から行動しようと思う気持ちがすごく強く、それはそれでとてもいいのですが、今は肩の力を抜いて、自然に任せる時期だと思います。ガッツリやるぞ！となるのは、今年の秋頃から来年にかけてでいいと思いますよ」

また、

「もっと、おちゃらけて大丈夫ですよ（笑）」

「ちょっとやってみようかなーとか、試してみようくらいの感じでいいんですよ」

というアドバイスは、恋愛に関しても言えることだそうで、本当に嬉しかった！　そう、自分で言うのも何ですが、私、けっこう真面目なんです。恋愛に関しても（考え方が）真面目というか、真面目すぎて痛いというか、始まってもいないのにあれこれ考えてしまって、予想してしまって、どんどんストーリーを作っていってしまう。相手にしてみたら、この女性はなぜこんなに悩んでいるんだろう？　と、「？」だらけだと思います。でも、私自身のなかでは色々とシミュレーションしてしまっているので、相手に対しては「なんで分かってくれないの？」となって、ズレが生じる。当たり前です。

そんな私のようなタイプは、「ちょっとつまみ食いくらいの感じに思っている方がうまくいくと思いますよ！」とのことで──

例えが分かりやすくて、しかもユーモアがあって、思わず笑ってしまいました。気持ちが楽になりました。

はい！　どーんと構えてその時を待ちます。

AKANE先生、ありがとうございました！