
こんにちは。ライター、コラムニストの古山エリーです。バレンタインデー間近ですね。この時季になると、定番ですが、映画『バレンタインデー』を観たくなります。15人それぞれのバレンタインデーと愛の形を描いた群像的で、独身の四十路のハートもしっかり温めてくれるので大好きです。
この映画を観るといつも思うんですよね。そもそもバレンタインデーは、好きな人に、愛する人に、思いを伝える日。男女どちらからというのは関係ないわけです。でも、日本ではチョコレートと一緒に女性が男性に告白する日、というのが定着しています(義理チョコ、友チョコ、自分チョコも多いですが……)。
私自身は、小学生の頃からバレンタインデーにはチョコレートを添えて告白するものだとすり込まれ(半分はイベント)、四十路になった今もそれを続けております。習慣とは恐ろしいものですね。ええ、今年も思いを伝えるかもしれないからと、あげる予定(あくまで予定止まり……)のチョコレートを買いましたとも。
少し前に占ってもらった年下の彼やイタリア人の彼に対して何か行動を起こさなければ! と思いながらも、まだ何も動けず……。そんななか、世の中はバレンタインデー! このタイミングにと思っているのですが、チョコレートを渡して(想いを伝えて)引かれるのが怖くて、うじうじ悩んでおります。どんな行動に出たらいいのかヒントをください、先生!
大串ノリコ先生の鑑定は、タロット・手相・紫微斗数・四柱推命などですが、経歴がとてもユニークです。外資系のクリエイティブマネージャーから占い師へ転身。手相を見る世界一周の旅をしているそうです。さまざまな国の文化、宗教に触れてきたからこそのアドバイスは、パワフル! 迷いがない! そして優しい!
まずは年下の彼とのバレンタインデーについて聞いてみました。これまでの鑑定で、何となくタイミングの合わない人なんだろうな……というのは分かっていましたが、大串先生からは──

少しくらい可能性があるのではないか……と、多少の期待を持っていたのですが、大串先生からの「日の当たる関係ではない」という鑑定でトドメを刺してもらいました。実は、最近あまり連絡がないこともあって、そういうことだろう……とは思っていました。(これまでの先生の鑑定を踏まえて)スッキリしました! 一方、イタリア人の彼は──


行動すれば恋が始まる! けど、嬉しいことだけど、けど……。そんな私の「……。」な気持ちを先生はお見通しでした。
「でも、エリーさんが好きなのは年下の彼の方で、(だから)イタリア人の彼とは、エリーさんの気持ちが結局盛り上がらず、となりそうですね」
先生、いま私の心のなか覗きましたね、ばっちり覗きましたよね。ええ、そうです。年下の彼がアプローチしてくれたときに行動できなかったことをとても悔やんでいて、だからイタリア人の彼に対しても、同じような(後悔するような)展開になってしまったら……と焦って、バレンタインデーに乗っかっちゃえー! と、強引にどうにかしようと思ってしまった、というのが本音です。自分の気持ちを何かに便乗させちゃダメってことですね。
無理に動かない方がいいのでしょうか?
恋をしたい気持ちはあるのにタイミングを逃したり、自らハズレくじばかりを率先して選んだり、ドタバタだった過去の恋愛。そんななかで親友が婚約して、周りの友だちは子育てに忙しくて、SNSを開けば恋人や家族との愛に満ちた投稿が目について……。あー、もうっ、私も幸せになりたい!って、(焦っているつもりはなかったけど)めちゃくちゃ焦っていました。先生はそれもお見通しでした。

け、け、結婚ーーーッ!


婚期が近づいている! なんて素敵な響きでしょう! このひと言で一気にテンションがあがりました(なんて単純なのでしょう)。晩婚であることは、これまでにも占ってもらっていたことなので、あと少し、あと少し……と諦めないようにしていましたが、とは言ってもなかなかいい年齢ですから、心の奥底では諦めモードのスイッチが押されてしまっていたんですね。それに出産を考えたら、あと1〜2年が限界。そういう意味でも、もうダメなのかもしれないと──。
「いえいえ、ここからがエリーさんの本当の婚期ですから、諦めなくて大丈夫ですよ」
うぅ、涙が出るほど嬉しい。
「女性にとって、子供の有無は人生に大きく影響してくるものですが、エリーさんの場合、子供のいない人生のほうが、結婚運、家庭運がいいんです。なので、子供を作らない、という人生を選択できた後のほうが、人生を共にできるパートナーを見つけやすくなります。とにかく辛抱強く自分を磨きながら、その時を見極めなさいとなっていますね」
うわぁ、涙が滝のように流れるほど、嬉しい、嬉しい、嬉しい!
というのは、子供を持ちたいという選択、持たないという選択に関してはずっと考えていたことでした。子供が欲しいから結婚するという人も中にはいますが、私の場合はそうではなく、愛した人との未来のなかに子供がいる(もちろん、いないかもしれない)、という考えなので、出産リミットが近づいている焦りはありました。卵子の冷凍保存を真剣に考えたり、産まない選択も考えはじめていた。だから先生の言葉は救いでした。ああ、いろいろな選択肢、いろいろな人生があっていいんだなって。

はい! 心して!
というわけで、あげる予定で買ったチョコレートは自分でいただくことになりそうです(それを見越していたかのように、自分の食べたいものを選んでいました……)。イタリア人の彼に関しては、まずは友人を交えてご飯に行き、自分が彼をどう思っているのか確かめてから様子をみようと思います。焦らずに、すっ飛ばさずに(笑)
大串ノリコ先生、ありがとうございました!
★古山エリー前回までの記事はこちら
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古山エリー/Elie Furuyama
ライター&コラムニスト
四十路の独女です。都内でお一人様ライフをほそぼそと、でも楽しくやってます。ウェブサイトcinemacafeで「独女のたわごと」連載中。この連載に合わせたブログ「古山エリーのぷち“たわごと”」では日々のつれづれを“たわごと”として綴っています。
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