第21回 トイアンナの勝手に応援所
旦那と離婚したいです。結婚15年になります。元々、モラハラなところがらありましたが、10年前から仕事のストレスを私に八つ当たりするようになりもう限界です…
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トイアンナとは?

人気コラムニスト, ライター。ブログ『外資系OLのぐだぐだ』をはじめ、 人の生きざまを分析する文章でファンを獲得し月間50万PVを記録。
http://toianna.hatenablog.com/
こんにちは、トイアンナです。今回のご相談は「モラハラ夫に10年悩まされ、離婚を考えている」というご相談。それだけなら離婚に強い弁護士を相談して終わりですが、モラハラ夫も離婚は嫌だ、すまんかったと謝ってくる、でも私は苦しいしどうすれば・・・・・・とグルグル10年経ってしまったようです。
えー、この世のモラハラ被害に遭っている方全員へ向けて叫びますね。
モラハラをしてくる人の「謝罪」は信用しちゃいけません!!
旦那と離婚したいです。結婚15年になります。元々、モラハラなところがらありましたが、10年前から仕事のストレスを私に八つ当たりするようになりもう限界です…
モラハラをしてしまう彼も苦しんでいるのは事実です
モラハラ加害者の謝罪は、たいていこんな感じです。
「俺も苦しんでいる、どうしてもストレスが溜まっていて相手へぶつけてしまった。申し訳なかった。お前に捨てられたら生きていけない。助けてくれ」
彼ら・彼女らもウソはついていません。ただしこの「謝罪」には1つ欠けているものがあります。これからモラハラをしないように、どう改善するか、という行動面での約束がないのです。
モラハラ加害者はストレスを抱え込んでいっぱいいっぱいです。しかし上手な発散方法を知りません。パートナーにモラハラを加えてしまわないよう、別の発散方法を選ぶ努力をしなくてはいけないのに、モラハラを続けてしまう人はずっと「すまんかった」でやり過ごそうとします。
それを言い換えると「俺はストレスの発散方法を、誰かへ八つ当たりすることでしか知りません。だからお前を失ったら辛いです。でも他のストレス発散方法を見つけるつもりもないのでよろしくね?」ということです。彼はあなたに、甘えています。
離婚するにせよ、更生させるにせよ経済力を
ではモラハラ彼はどうしたら変わってくれるのか、もしくは彼と離婚できるのか。答えは「経済力を持つ」ことです。
モラハラ加害者は、なんだかんだ経済力がない相手を「どうせ逃げないから、モラハラっぽい行動を変えなくてもいいだろう」と考えているフシがあります。まずは資格試験を受けるなり、ご友人のコネでお仕事先の口利きをしてもらうなど経済的自立の足がかりを作りましょう。
その後「私はもうモラハラに耐えられないので、あなたが半年以内に変わってくれないなら、離婚します」と宣言しましょう。この例では半年と書きましたが、期限は変えていただいて構いません。
お子さんの学費など経済面での心配事もあるかと思いますが、父親からのモラハラを受け続ける精神的ダメージより、奨学金で大学へ行くほうが余程マシです。彼に変わってほしくても、見切りをつけたくてもまずはあなたが自分の足で立つことです。頑張ってください。
旦那と離婚したいです。結婚15年になります。元々、モラハラなところがらありましたが、10年前から仕事のストレスを私に八つ当たりするようになりもう限界です…
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